~ご相談内容~
・要介護1のお母様の介助をしやすいようにバリアフリーにしたい。排泄や身支度は一人でもできるが、入浴は介助が必要。
・定年退職をした旦那様と奥様の二人で料理をしたいが、キッチンが暗く、通路が狭いため快適なキッチンにしたい。
・お客様が多いが、トイレがリビングに面しているため、音やトイレの中が見えるのが気になる。
奥様に合わせた明るいキッチンへ!
光を遮断していた垂れ壁・吊り戸棚を撤去。ダイニングの大きな窓から直接光が届きます。キッチン側からもリビングの様子がよく見えるようになりました。家を支える大黒柱は、あえて隠さずアクセントとしました。
暮らしに溶け込むリビング収納へ
ダイニングカウンター下の収納は元々持っていた民芸調家具が収まるように設計。可動棚を設置し一升瓶や本などその時々に合わせて収納できます。また上手に使えていない収納を開放し、テレビ台を収めました。上部には小物を置ける棚付きです。
介助する方にも優しい浴室・洗面所へ
浴室はユニットバスと取り替え、以前の1616サイズから1717サイズに変更し、より広い浴室となりました。段差の解消はもちろん、お母様の介助時に手助けとなる手すりを各所に設置しています。断熱性・クッション性も向上しました。
洗面化粧台は収納量を増やした引き出し式へ。背面の収納棚は、ご家族の収納物をそれぞれ考えた形でセレクトしました。また今までタオル掛けをつかんでいたお母様用として、手すりを配置。つかむときにつけたのか、周辺の壁に引っかき傷が多数あったため、手すり周辺をパネル仕上げにしています。
~ご家族の収納物を入れられる収納棚~
お母様にも家族にもやさしいトイレ
今までなかった手すりと背面の収納を設置。洗面所の拡張分、幅が狭くなりましたが、段差解消や手すりにより使いやすいトイレへ。また開き戸だった扉をできるだけ動きを最小限にする為折戸ドアを設置おります。完全防音ではありませんが間仕切り戸があることにより音が以前より気にならなくなったとお喜びいただけました。
光がやさしい快適なリビングへ
掃き出し窓2面と出窓にエコ内窓プラマードUを設置。リビングにいることが多いご夫婦とお母様にとって気温を気にせず過ごせると好評の声をいただきました。また出窓部分は隣家と窓が隣り合ってしまっており、内窓をつけることにより少しでも目隠しになるのでは、と設置をおすすめさせていただきました。
白で統一した大容量の玄関収納
リビングが残階段下収納をテレビに収納するにあたり半分をリビングのテレビ収納・半分を玄関収納へと奥行きを有効活用できるように間仕切りしました。靴は玄関側で収める容量があるため、今まで出しっ放しにしていた掃除機などにホール収納を活用できる!と喜ばれました。
また気になっていたホール収納の色をクロスに合わせた白に塗装し、一体感のある明るい玄関をなっています。